Japan

2009年~ 海外での評価


抽象的な質感の背景から花が飛び出しており、開放を表している。
線は正確で鋭く、イメージはクリムトが描く作品のようにデコラティブな気品を有している。

WALTER WICKISER GALLERY (ニューヨーク、U.S.A.)

Emil Memon (美術評論家)


これまでバレンシアに訪問してきた多くの画家の中で、より強く幻影を伝える画家である。
彼はバレンシア美術館の中の西洋の古代の聖人のように、
そして西洋の職人のように高い技能を持ち、心の中の美に焦点を当てて、描き表わしている。
彼は「日本の文化には仏教があり、自然の中に神々を見出し、それを描いている」と伝えている。

ARTEY LIBERTAD紙 (バレンシア、スペイン) より


加藤弘光の作品は、日本において17世紀と20世紀の間に、
自然のイメージを創作されたひとつのジャンル、
浮世絵の技法のように細かい手作業によって作られたものである。
加藤弘光は版画の影響を受けながら、西洋のコラージュと一緒に自然の断片を深く追求し、表現している。

バレンシア・ファインアートセンター (スペイン) 展覧会評価より


素晴らしいテクニック(技術)と表現力を持ち、作品全てに全神経が入り、手が込んでいる。
アルコ(ヨーロッパ最大の美術イベント)や現代美術館では大きさであっと言わせることが大切だ。
これから私が協力して、加藤弘光をアルコにつなげていきたい。

Paca Carsi (美術評論家、アート誌編集長)